テレビのCMなどで、トイレの水漏れや水まわりのトラブル解決を専門に請け負ってくれる会社などを見かけて、いざというときにはとても便利なのだろうなといつも思っているのですが、正直に言って、実際にお世話になったことが一度もありません。トイレの水漏れ、そんなにありますか。水周りのトラブル、滅多に無いような気がします。我が家だけなのでしょうか。
トイレのつまりをなくす方法についてお話したいと思います。トイレのつまりをなくすためには、まずトイレットペーパーの量です。たくさん流すと、流れにくくつまりやすくなるので、トイレットペーパーをたくさん使うときは、何回かに分けて、流すようにしましょう。そして、トイレットペーパーと排泄物以外は、流さないようにしましょう。
「原発の依存度は下げなければならない」「みんなが選択していくことが民主主義的プロセスとして望ましい」──ソフトバンクの孫正義社長と、音楽プロデューサーの小林武史さんが自然エネルギー問題について語り合うイベントが6月24日に都内で開かれた。
【写真:Salyuさん、一青窈さんのライブも】
ソフトバンクはイベントの前に開かれた定時株主総会で、自然エネルギーによる発電などの電力事業を新たに定款に加えることを決めた。7月に発足する「自然エネルギー協議会」には福島県を含む35道府県が参加を表明。孫社長は2020年までに全体の30%を自然エネルギーでまかなうという計画の実現を掲げて熱く語った。
「Mr.Children」のプロデュースなどで知られる小林さんは、非営利組織「ap bank」の活動趣旨などを説明した小林さんは「原発ができるまでにコンセンサスはあっただろうか。ぼくらは声を失っていたのではないか」と問い、「クリエイティビティ」による「脱依存」と自然エネルギーへの移行を訴えかけた。
「孫さんはロッカーですよ」と小林さんが話せば、「僕は歌はダメなんですが、幕末志士はロッカーみたいなもんだと思っていた」などと応じる場面も。孫社長からはイベント中、「わたしも風力発電、1こはやりますからね」と風力発電参入を示唆するような発言もあった。
イベントは首相官邸のイベントで話した孫社長と小林さんの思いつきで開催が決まったといい、アーティストのSalyuさんと一青窈さんによるライブも行われ、会場に加え、ニコニコ動画(7万5000人視聴)やUstreamでも大勢が耳を傾けた。
孫社長と小林さんによるプレゼンテーションは以下の通り(要旨)。
●孫社長「電気料金が上がると経団連の偉いさんが言ってるようだが、『ええかげんにせえ』!」
・3月11日の東日本大震災は人生観を変えさせられた。地震と津波と福島第1原子力発電所の事故があって、しばらく眠れない日々が続いた。自分ってなんだろう、会社って、本業って、幸せってなんなんだろうと、根底から考えさせられた。
・両親をなくした子どもなど、胸が痛む話がいっぱいあった。子どもが生き延びたとしても、放射線量を測りながら生きていかなければばならない。そんな事態が痛ましい。全国の母親、被災地・福島の母親は胸が張り裂ける思いでは。食べ物も安心して食べられない。それもこれも原発事故が原因だ。
・全部止めるというのではないが、原発の依存度は下げなければならない。では代替は? それがないのに単に批判したり、嘆くだけでは前に進まない。解決できない。解決策のビジョンを国民が共有できなければならない。
・わたしが坂本龍馬を尊敬しているのは、龍馬が「ことをなした」からだ。維新をなすためには何が必要か、なんで維新をやるか。それは人々が平等で、笑って暮らせる国を作るのが目的で、そのために何が必要か、そこから逆算してやっていった。罪は憎むが人を憎まない、だから誰とでも手を結び、ことをなしたい、それが維新だと。
・現在の国難にあたり、わたしは、子どもたちが安心して笑っていられる、学校の運動場ですりむいて笑っていられる、深呼吸できる、それが1000年も持つようなエネルギーの仕組みを作らなければならないと思う。
・電気料金が一時的に数百円上がるとか経団連のえらいさんが言ってるようだが、わたしに言わせると「ええかげんにせえ」と。それは一時的なことではないか。長期的に新しい日本を作らなければならない。しょうもない利害を持ち込んで目をくらませてはいけない。
・5月25日に「自然エネルギー協議会」を設立する計画を発表した。2020年までに太陽光発電で1億キロワット、風力発電、地熱発電などで0.5億キロワット、合計1.5億キロワットを自然エネルギーでまかない、電力の自然エネルギー割合を全体の30%にするのが目標だ。こうしないと原発依存から脱却できない。
・どうやったら達成できるのか。「ことをなす」際は、目標の年限を切って、数字を立てて、そこから逆算して今からなにをすべきかと考える。わたしは事業をやる時はそうしており、目標を明確化している。
・菅直人首相はG9サミットで、2020年代の早いうちに全体の20%を自然エネルギーにしたいと国際公約した。10%は水力なので、あと10%なら8000万キロワットで済む。8000万キロワットから逆算すると、太陽光で5000万キロワット、風力で2000万キロワット、地熱・バイオなどで1000万キロワットになる。
・そのうち5000万キロワットの太陽光をどうやるか。技術はあり、資金と土地の調達ができれば絵空事ではなく、可能だ。分解すると、「電田」で2500万キロワット、屋根で2000万キロワット、その他、ゴミ処理上跡地などの活用で500万キロワットだ。
・「電田」(でんでん)だが、日本全国には耕作放棄地34万ヘクタール、休耕田が20万ヘクタール、合計54万ヘクタールある。その1割を起こして太陽光発電パネルを置けば、実は発電能力は2500万キロワットいける。
・熊本県知事は、耕作放棄地をもう一度農地に使うと公約して知事になった。県職員が耕作放棄地の地主の意向を全部調べ、もう一度耕しませんかすすめたところ、めどがたったのが5%だったという。農地法で農地の転用が難しいなどの理由から、大半の耕作放棄地がそのままになっている。「農地は農地のままにしておけ、食糧難が来たらどうするんだ」と批判されましたが、その時はパネルを外せばいいではないか。電力の国難が去るまではパネル置かせてください、それを法律違反としないよう政府は解釈してくださいと。
・屋根の上の太陽光パネル設置でも、首相は1000万戸と言ったが、半分の500万戸だけでも2000万キロワットを達成できる。その他、工場や高速道路の脇など、どんどん提案がきている。
・風力は、日本は海に囲まれており、環境省の調査では北海道で4億キロワット、九州で4.5億キロワットの発電が可能と試算されている。その2.5%でいける。
・地熱は1年中使える。先週、東北電力の柳津西山地熱発電所を見学した。これはコスト的にも行けるぞと思った。日本は世界3番目の地熱資源の宝庫であり、2200万キロワット分の地熱資源があり、地熱発電技術は世界一だ。だが日本の利用率は2%。フィリピンは多くが日本の技術で地熱が利用され、開発率は32%(700万キロワット)に上っている。
・ただ、地熱の問題は82%が国立国定公園内に存在していることだ。だがいま原発事故のために自然が根底からやられている危機の時に1%の土地に井戸を掘らせてもらえればいい。自然を守るために一部を使わせてほしい。
・8000万キロワットを太陽光の5000万キロワット、風力の2000万キロワット、その他の1000万キロワットでまかなう。反対する人は、理由として「電気料金が上がる」「土地がない」を挙げる。ではなにで発電するのか。火力は過去10年でコストが跳ね上がっており、今後もコストアップは不可避だ。
・原発事故の影響で、電気料金は8月までの半年で、標準家庭で平均440円上がる見通しだ。経産省の試算では自然エネルギーを10年後に3500万キロワット導入すると電気料金は200円上がるという。8000万キロワットの導入では単純計算で460円上がることになるが、それはそれほどの大議論なのか。では半年で440円上がったのに大議論したのか。経団連はちゃんとロジカルに反論してほしい。
・一時的にコストアップするが、今やっておかないと、化石燃料の火力発電は燃料代、原子力発電は安全コストも含めて今後コストアップしていく。
・経営者だからコストの話をしているが、一番大切なのは子どもたちの安全な未来だ。そのためならコーヒー一杯分くらいはいいではないか。未来のために、責任ある大人たちがいまやらなければいけない。
●小林さん「脱依存」「世界の手触り」「僕らは助け合える」
・最近、宮台真司首都大学東京教授と話して出たのだが、ぼくとぼくらのテーマはずばり「脱依存」。脱原発ならぬ脱依存。「脱受け身」という人もいる。
・依存の状態では、自分の感性を使って生き抜いていく能力が退化してしまうのではないか。若い人の無関心もこのせいだと思う。人任せ、率先してやれない理由はあって、その根は深いと思うけど、なぜそうなってしまったのか。電力会社の安定供給に依存するのでなく、自分たちで選んでいく必要があるのではないか。
・「ロック+サステナビリティ(持続性)で創造性のある未来を」。持続的な未来のためにはクリエイティビティが必要だと思う。自分に正直に生きていいんだと、これはみんなに開かれているはずだ。1人1人が自分に正直に自分の役割果たせば未来を変えていけるのではないか。
・日本には江戸時代からの依存体質がある。難しいことはお上が決め、下々は考えなくていい。フランス革命のように市民が血を流した経験がないからなのかもしれない。だがFacebookによる「ジャスミン革命」など、無関心が変わっていく予兆は世界に起きているのではないか。
・今の政治に対する不信は限界ではないかと思うが、昭和のころははせいぜい新聞だけで、ぼくらに重要な情報が開示されていなかった。だから政治にリスペクトを保てたが、もうそういうのが古くなってるのではないか。これは過渡期だと思う。お上が安定供給してくれるということを盲目的に信じるのには限界がきている。
・宮台教授と話した時に「世界の手触り」という言葉が出て、わたしのなかで今ブームになっている。均一化することによって生まれるつまらなさというものがある。サザンオールスターズの桑田佳祐さんんを考えると分かると思うけれど、いろんなものが含まれてるから桑田さんのものは残っていくんですよ。
・原発がその象徴だけど、安全だからとお上が与えてくる、経済の効率としてはありがたいのかもしれないが、その一方で退化していく、ほんとにつまらない世の中になっていくと思う。
・「僕たちは助け合うことができる」。「脱依存」でついて行けなくなる人が出たらどうするということもあるだろう。だが勇気を持つしかないと思う、悲しい人がいたら、ぼくらはつながっているから、いつかぼくらに帰ってくる。ぼくらは助け合うことができるし、みなさんも感じているのではないか。
・「最初から社会は循環している」。以前から世界は循環していると思う。悪意には悪意が、権力にはテロが──自分勝手、ご都合主義を循環させるのではなく、良いものを循環させよう。自然エネルギーはよいものだと思う。原発みたいにわけのわからないものではなく、なにかを壊すこともない。
・最後にもう一度「ロック+サステナビリティで創造性のある未来を」。自然エネルギーはクリエイティビティでやるべきことだ。良くしたい問題があれば解決したい、それがクリエイティビティだ。愉快じゃないしうまくいかない人が出てくるかもしれないけれど、わたしたちは助け合うことができる。
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